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2022年04月01日

稚魚の嘆き

相変わらずアマゴ釣り。某場所で釣り人とあいさつをした際、沢山釣れたらしく機嫌よく色々な話をしてくれた。

その話自体は参考にもなり、楽しく拝聴していた。
今日の魚の付場所も教えてくれて、こういう現場での何気ない会話は楽しいもの。

もう魚を渡す先も方々に決まっているという。
魚籠を開け、釣果を見せてくれた。
沢山のアマゴの中で10㎝~12㎝程度の魚体がかなりいた。

「小さいのも結構いるね・・・」と声を落として一言だけ伝えた。
怒っている訳ではなく、衝撃的だったからだ。
声を落としたのは、がっかりしたからだ。

私も浅ましい点が多々あるので、人様のことをあまり責められない。
ただ、私は無性におちこんだ。

話す内容からして、私より経験が豊富で釣りも上手いことが分かる。
それだけに落ち込んだし、多数の釣果を得たなら10㎝程度のアマゴはリリースして欲しかった。
稚魚なんて、食べるところも少ないだろう。

「釣り切るなんてないよ」とその方は言っていた。

そうだろうか。海の魚の資源量と比ぶべきもなく、渓魚は桁違いに少ない。
谷も含めた川全体からすれば絶滅はしないにしても、稚魚まで根こそぎ釣る餌釣り師ばかりなら、その場の魚は一旦釣り切ってしまうであろう。
それを繰り返せばどうなるか想像に難くない。

以前、フライフィッシャーが沢山入る河川に入った際のこと。
足跡からして人は結構入っているらしいが、魚影は濃く楽しめたことを、ふと思い出した。



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Posted by 岐阜のつりびと at 00:00│Comments(2)薫風碧色と渓魚
この記事へのコメント
釣りのスタイルは人それぞれですが
稚魚はリリースして欲しいのが本音です。

うちの親父も数釣りスタイルでした。
確かに昔は、沢山魚がいて間引きと言っていました。
今は魚が少ない気がします。
釣り人が増えたのか?環境が悪くなったのか?
その答えが見つかりません。
Posted by 山猿山猿 at 2022年04月01日 22:59
昔と比較して、色々違う点がありますが、人のマナーは良くなっているような気がします。釣り人は統計上では相当減っています。

それなのに河川の渓魚が減るのは、私は釣り具の質の向上も一因だと思います。あらゆる釣り具が進化していて、連動して釣技も向上しています。

昔の釣り具であれば逃れられた魚も掛かりやすくなっています。加えて、ネットで様々な情報を得ることが出来るのもあります。

河川環境の悪化はいうまでもなく、一番の要因ではあります。長良川の下流部は地元ですが、ひどいものです。
Posted by 岐阜のつりびと岐阜のつりびと at 2022年04月04日 20:14
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