2024年09月12日
釣りの役得

この日は初めて入れ掛かりを体験した。
最初に入った瀬は誰もいなかったので、釣り下ろうと核心部より手前で入川した。
僅か後に釣り人が来て核心部付近に入られ、40分後に後ろにも入られて身動きができなくなってしまった。
数匹釣ったが、窮屈に感じて上流に歩いて移動した。
断っておくが釣りができる程度には空けて入られているので、後行者に何等問題はない。
改めて上流に入りなおしたが先ほどまで複数いた釣り人がいなくなり、1名が入川しているのみであった。
タイミングがよかったのか、ずっと釣れ続けて釣果が20匹を超えた。
下手な私としては最高の釣果である。
遠くから黒い雲がやってきたので、後ろ髪をひかれる思いで川を後にした。
しばらくして、ふと空をみると虹が出ていた。
青い空、黒や白の雲も交じり合って不思議な気分になった。

自然のなかに身を置いていると、日常では生まれない気分にさせられることがある。
それは釣りの役得である。
2023年10月19日
秋シーバス

落ち鮎の時期となり、友釣りも終了した。
そして、私も鮎とともにふらふらと下流に。
ポイントにベイトがいない。
まぐれアタリのような1匹だけ。
ルアーは、アーネストのAQUARIUS120(廃版)
真夜中のイイ時間帯に行きたいが、就寝が遅くなるので行けず。
翌日の体調を考える、そんなお年頃。
2023年10月03日
友釣りとライフジャケットを考える


今年で友釣り3年生。
恰好だけは一人前だが、めちゃくちゃ下手くそ。
謙遜ではなく、本当にそうなので困っている。
ドラクエで言うと、まだ棍棒でスライム叩いている状態・・・
9月26日は今年一番である25.6㎝が釣れた。
ガンガン瀬で掛けて、下って下って獲った。
これほど手間取るなら、尺どころか28㎝が取れるかも不安。
さて、友釣りは瀬に立ちこむので危険な釣りだと実感している。
死ぬ可能性が高い釣りである。
プロ級の方ですら亡くなっているので、素人は尚更だ。
私より三回り以上のご高齢の方が瀬に深く立ちこんでいると、見ていてヒヤヒヤする。
ほぼ全員ライジャケはしていないだろう。
全国で死亡事故が起こるのは当然の理である。
経験のある自分は大丈夫、ということかもしれないが私を含め寄る年波には勝てない。
過去の経験則に拘泥し、弱っているという自覚がしにくい。
深く立ちこんでヒヤリとしたことがないのであろうか?
友釣りに限らず、私にはある。子供の頃に川で流されたこともある。
一度有ることは、また有る。
そこで私は今期からsup用のライジャケをベストの下に装着することにした。
ちなみに自動膨張式は信頼していないし、そもそもボンベ交換などのメンテを怠ると思う。
手動膨張は川で流されたら、そんな暇がある訳ないと思っている。
sup用のライジャケは薄手ではあるが、かさ張るのは間違いない。
しかし、利点もいくつかある。
まず、安心してガンガン瀬に立ち込める。
「命は助かる」という安心感が半端ない。これは釣果にも影響すると思っている。
まぁ、私のような下手くそが言っても、あれだが。
あと、少しでもかさ張らないよう、ワンサイズ落としてぎちぎちにタイトにしているので、腰のサポーター代わりになっている。
転んで上半身を強打することがあっても大丈夫。
私は友釣りの際はライジャケを装着する。
2023年09月25日
生涯忘れない星空



この記事は去年位に書いたが、時機を失ってしまいアップが今になってしまった。
8月28日、小学6年の長男と二人でキャンプに出掛けた。
渓流でヤマメを釣って晩御飯にする、と予定は立てた・・・そう、予定は立てた。
言いだしてはみたものの、釣り堀ならまだしも、予定通りに行かないのが自然の釣り。
釣れないのを想定して、保険の食材は用意してある。
釣りにのめり込まないよう、自分に言い聞かせる。
親が釣りに本気になり、指導に熱が入り、結果として子供が釣り嫌いになるのを見聞きしてきた。
子供が疲れるので何か所も回れない。
初めての川なので、釣り師としての勘だけが頼り。
1カ所目、自分だけで車から降り、道路から少し離れた川を見に行く。
ちょっと違うな、、、と移動。
渓相が良く、入りやすそうな場所を見つける。
経験者なら、誰でも目に付く場所であろう。
こんな分かりやすい場所で釣れるのか疑問ではあったが、時刻は昼過ぎ。
とりあえず竿を出してみるか・・・
エッ?1投目からヤマメがヒット。
20mほどの区間で、ヤマメとイワナの5匹の釣果を得ることが出来た。
しかも、いいサイズばかり。
こんなに上手くいくとは。
その後、下流でも竿を出したが、魚が小さめ。
既に得た釣果で夕食は十分と考え、全部リリース。
キャンプ場で魚の下処理をして、焚火で炙る。

子供は食べるのを待ちきれないようだ。
何度も食べていいか、と聞いてくる。
じっくり炙ってから、と思ったが子を空腹にはしておけない。楽しんでもらわねば。
子供は、美味しい、おいしい、と言いながら4匹も平らげた。
野外の食事が美味しいのは、「風の味」の調味料が加わるからだ。
私の好きな小説家のひとりである吉村昭氏のエッセーにそう書いてあった。
風の味、、的を得た表現だと思う。
食事の後、夜空の星があまりに綺麗なので、子供を誘った。
少しだけ歩いて、キャンプ場の灯火から離れる。
二人見上げた夜空に、星が粲然と輝いている。
もう二度と訪れない命の瞬き。
お父さんはこの日のことを、生涯忘れない。