2021年06月10日
老人と川
6月上旬。暗くなりかけた夕暮れ。
川で一人、毛鉤で稚鮎釣りをされていた。
帰り道にいらっしゃったので、軽く挨拶したときの何気ない会話。
「このあたりも昔は喧嘩が起きる位、毛鉤釣りをする人がいたものだ」
「だけど、いまはもう誰もいないんだ」
稚鮎は一杯群れているから釣れるでしょうに、どうして誰もいなくなったのですか?
「どうしてだろうね・・・」
「みんな、あっちの世界に逝ってしまったんじゃないかな。寂しいよ」
ほとんど一人で釣行しているけど、そろそろ誰かと一緒に楽しみたい心境になった。
素直じゃない、だから一人なのかもしれない。
長良川でサツキマスのルアーマンと立ち話をしていた際も、
「俺も昔は一人で釣りに行っていたけど、みんなでワイワイしていくようになったら楽しいものだよ」
「今後、連れて行ってあげようか?」
と誘われたが、「是非」と言えなかった。ただ、なんだかハッとした。
無理に時間を作ってお誘いに乗っておけばよかったかも、とも思った。
「自分が釣るのではなくて、人を案内して釣ってもらうのが楽しくなってきた」と言われる方を知っている。
そんな心境は昔は理解できなかったが、年を経るに従って、だんだん理解できるようになってきた。
川で一人、毛鉤で稚鮎釣りをされていた。
帰り道にいらっしゃったので、軽く挨拶したときの何気ない会話。
「このあたりも昔は喧嘩が起きる位、毛鉤釣りをする人がいたものだ」
「だけど、いまはもう誰もいないんだ」
稚鮎は一杯群れているから釣れるでしょうに、どうして誰もいなくなったのですか?
「どうしてだろうね・・・」
「みんな、あっちの世界に逝ってしまったんじゃないかな。寂しいよ」
ほとんど一人で釣行しているけど、そろそろ誰かと一緒に楽しみたい心境になった。
素直じゃない、だから一人なのかもしれない。
長良川でサツキマスのルアーマンと立ち話をしていた際も、
「俺も昔は一人で釣りに行っていたけど、みんなでワイワイしていくようになったら楽しいものだよ」
「今後、連れて行ってあげようか?」
と誘われたが、「是非」と言えなかった。ただ、なんだかハッとした。
無理に時間を作ってお誘いに乗っておけばよかったかも、とも思った。
「自分が釣るのではなくて、人を案内して釣ってもらうのが楽しくなってきた」と言われる方を知っている。
そんな心境は昔は理解できなかったが、年を経るに従って、だんだん理解できるようになってきた。