2022年09月12日
マジックアワー
2022.9.9
尺アマゴ 36センチ
雨が続いているのに誘われて本流に。
小雨の降る中、夕方からのスタート。
夕日の具合もあって周りは黄色の世界。マジックアワーを感じさせる。
ちょっと雰囲気が怖い。そして、誰もいない。
ポイントにたどり着くまでが茂みになってしまっている。
昨年もこういう場所に入り、ヤマビルにやられた。
化膿して4カ月も治らず皮膚科のお世話になってしまったので、あまり入りたくはない。
奴に食われていないか足を頻繁にチェックしながらの釣りである。
今回は絶対に食われないという決意のもと、防備を固めてある。
25㎝ない程度を2匹釣り、核心の場所にたどり着く。川霧が発生しており、幻想的である。
岩盤沿いの深みに、木が覆いかぶさっている。
高水ということもあり、流れはいい感じ。
ルアーを岩盤の際に落とし、平打ちさせてくると
デカいアマゴが狂ったように右に左に襲い掛かってきているのが見えた。
いつも見慣れたアマゴのサイズと全然違うので、こっちが驚いた。
そのままルアーがかけあがりに来た時、ヒット。
上流に上っていく。
魚がもんどり打ちながら、流されてきてネットイン。
ルアーは「Dコン63秋」のアカキンレーザー。釣りを休止していたので知らなかったが廃版らしい。
昔、各種カラーをストックしておいたのだが、今ではお宝コレクションになったようだ。
このサイズのアマゴは初めて。憧れていたサイズのアマゴに出会えて感動である。
秋の大型アマゴは動かないと本で読んでいたが、動かないどころではなく狂ったようなチェイスであった。
物凄い怒っていたのであろうか。
元気なうちに逃がしたいので、ネットのなかで1,2枚写真を撮る。雨の降る中で写真が撮りにくい。
ネットから出して浅瀬に横たえた途端、ロケットダッシュで逃走した。
こんな走りをされたらラインが切られていたかも。
まぁ、元気なうちにネットから出して、横たえたらそうなるわな(笑)
このサイズになる生存確率を考えたら、神々しくて食べる気など毛頭なく、逃げられても問題ない。
ただ、もう少しカッコイイ写真を撮らせて欲しかった。
元気なうちは暴れて魚体を横たえた写真が撮れない。でも、元気にリリースしたい。どうすればいいのだろう。
どうして美しく大きな鱒を釣るとこんなに多幸感に溢れるのであろうか。
しばらくの間は腹が立つことがあっても、「あの鱒を釣ったんだからいいじゃないか」と、全然関係ない事柄で納得できてしまう。
魚だけではなく、シチュエーションも関係してくるのであろうか。
不思議である。
既に、あたりは暗くなりつつあるので帰路についた。
車にたどり着き、濡れたウエアを脱ぐと、ばっちりヤマビルに食われていた・・・
しばらくして、あのことを思い出した。
<追伸>
3日後に同じ場所に入った。20㎝水位が減少していた。
雨は上がり、川霧も黄色の世界もなく、マジックアワーは終わったことを告げていた。
同じ場所なのに雰囲気は一変していた。
だからこそ、あのとき、あの場所に居たことが素晴らしいと感じる。
尺アマゴ 36センチ
雨が続いているのに誘われて本流に。
小雨の降る中、夕方からのスタート。
夕日の具合もあって周りは黄色の世界。マジックアワーを感じさせる。
ちょっと雰囲気が怖い。そして、誰もいない。
ポイントにたどり着くまでが茂みになってしまっている。
昨年もこういう場所に入り、ヤマビルにやられた。
化膿して4カ月も治らず皮膚科のお世話になってしまったので、あまり入りたくはない。
奴に食われていないか足を頻繁にチェックしながらの釣りである。
今回は絶対に食われないという決意のもと、防備を固めてある。
25㎝ない程度を2匹釣り、核心の場所にたどり着く。川霧が発生しており、幻想的である。
岩盤沿いの深みに、木が覆いかぶさっている。
高水ということもあり、流れはいい感じ。
ルアーを岩盤の際に落とし、平打ちさせてくると
デカいアマゴが狂ったように右に左に襲い掛かってきているのが見えた。
いつも見慣れたアマゴのサイズと全然違うので、こっちが驚いた。
そのままルアーがかけあがりに来た時、ヒット。
上流に上っていく。
魚がもんどり打ちながら、流されてきてネットイン。
ルアーは「Dコン63秋」のアカキンレーザー。釣りを休止していたので知らなかったが廃版らしい。
昔、各種カラーをストックしておいたのだが、今ではお宝コレクションになったようだ。
このサイズのアマゴは初めて。憧れていたサイズのアマゴに出会えて感動である。
秋の大型アマゴは動かないと本で読んでいたが、動かないどころではなく狂ったようなチェイスであった。
物凄い怒っていたのであろうか。
元気なうちに逃がしたいので、ネットのなかで1,2枚写真を撮る。雨の降る中で写真が撮りにくい。
ネットから出して浅瀬に横たえた途端、ロケットダッシュで逃走した。
こんな走りをされたらラインが切られていたかも。
まぁ、元気なうちにネットから出して、横たえたらそうなるわな(笑)
このサイズになる生存確率を考えたら、神々しくて食べる気など毛頭なく、逃げられても問題ない。
ただ、もう少しカッコイイ写真を撮らせて欲しかった。
元気なうちは暴れて魚体を横たえた写真が撮れない。でも、元気にリリースしたい。どうすればいいのだろう。
どうして美しく大きな鱒を釣るとこんなに多幸感に溢れるのであろうか。
しばらくの間は腹が立つことがあっても、「あの鱒を釣ったんだからいいじゃないか」と、全然関係ない事柄で納得できてしまう。
魚だけではなく、シチュエーションも関係してくるのであろうか。
不思議である。
既に、あたりは暗くなりつつあるので帰路についた。
車にたどり着き、濡れたウエアを脱ぐと、ばっちりヤマビルに食われていた・・・
しばらくして、あのことを思い出した。
<追伸>
3日後に同じ場所に入った。20㎝水位が減少していた。
雨は上がり、川霧も黄色の世界もなく、マジックアワーは終わったことを告げていた。
同じ場所なのに雰囲気は一変していた。
だからこそ、あのとき、あの場所に居たことが素晴らしいと感じる。
この記事へのコメント
ヤマビル恐ろしいです。
木曽に居なくて良かった。
素晴らしいアマゴに出会えましたね。
写真をもっと撮りたい気持ち分かりますが
私も生存率あげるために水から口を出さないので
良く逃げられます。
あらためて尺上アマゴ、おめでとうございます。
木曽に居なくて良かった。
素晴らしいアマゴに出会えましたね。
写真をもっと撮りたい気持ち分かりますが
私も生存率あげるために水から口を出さないので
良く逃げられます。
あらためて尺上アマゴ、おめでとうございます。
Posted by 山猿 at 2022年09月12日 12:58
えっ、そちらはヤマビルいないのですか?
最終目標は夢の40オーバーですが、私では叶うかどうか分からないレベルだと思っています。
25センチ以下のアマゴを見慣れているので、36㎝でも見た目が違う魚種に感じます。
最終目標は夢の40オーバーですが、私では叶うかどうか分からないレベルだと思っています。
25センチ以下のアマゴを見慣れているので、36㎝でも見た目が違う魚種に感じます。
Posted by 岐阜のつりびと at 2022年09月13日 20:45
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